X-girl(※リンク先、音鳴ります)というレディースブランドがあるのですが、ここのオフィシャルサイトが素晴らしいです。リニューアル前のサイトも良かったのですが、今回も素晴らしく、個人的にいつも注目しているサイトです。
今回はFlash(フラッシュじゃなかったらすみません…。)を大部分で使用していて、最初見た時は『うーん、どうなんだろう?使い勝手は。』と思ってましたが、使ってみると全然問題なく、むしろ心地よい使い勝手で、思わず唸ってしまいました。
フラッシュの効果(動き)がクドくない
巷にあるFlash(フラッシュ)バリバリのサイトは、クリエイターのエゴと言いますか「アク」が強すぎる場合が多く、ストレスを感じる事が多々あります。
皆さんにも経験があるかと思いますが、トップに訪れた瞬間に、シュバババ!カシーンキュピーン×3みたいなタイプですが、あれってよっぽどFlashに興味があるか、そのサイトのファンでは無いと結構無駄なアクションだと思います。
もっとも、作り手側もそれを重々承知で作っている場合や作品としてアピールしている場合はあるかと思います。
しかし、これを企業のサイト、特にオンラインショップ系のサイトとかでやってしまっているサイトは結構あります。これはゼミ長個人の意見として、ユーザビリティの低下を招いていると思います。
ユーザーの一番も目的は、お目当ての商品に早く辿りつくこと、商品の詳しい情報を得ることだからです。
このX-girlというのは10代~20代の女の子に絶大な人気を誇る老舗ブランドなので、Flashでシュババ!してビジュアルでのアピールがクドくても、ちょっとやそっとじゃサイトから離脱しなとは思っています。
しかし、ユーザビリティとのバランスをかなり考慮しているのか、私が思うに良いバランス感覚と効果的な場所でFlashを使用している、とても考えられたサイトだと感じます。
例えば、左のメニューなどはマウスホバーすると各アイコンがボニョーンと大きくなり、さらにメニューを表す文字がシャッ!と出てきますが、これが非常に面白く、その動きが面白くて全メニュークリックしたくなる衝動に駆られます。
さらに、左のメニューと下のメニューに、非常にスッキリと情報へのリンクを構えているので探しやすく、目が疲れません。画像の配置や余白の取り方が良いためでしょう。
よくデザインはスペースのとり方が重要と言われていますが、本当にその通りだと感じさせます。
後、これも『考えてるな~。』と思ったのですが、このサイトは右上の「FULL SCREEN」アイコンをクリックすると、画面がフルスクリーンモードに切り替わるのです。
これは、ブラウザのバーやその他の枠線等と取り払う訳ですが、この小さな出来事は、結構大きな効果を生んでいると感じました。
フルスクリーンモードにすると、このサイト以外の情報は一切排除されますから、ユーザーも集中し、前のめりで見ると思うのです。
細かい配慮の積み重ねが凄まじいユーザビリティを生む
一般的に、サイトに音楽を流すのはNGとされていますが、基本的に、ブランドネームが浸透しているサイトやX-girlのようにファッション系のサイトは使いようだと思っていますし、今回はそれを強く感じました。
イチイチ凝っているのが、このX-girlのサイトは、訪れた瞬間に音楽が流れ出すのですが、イヤだと思って「OFF」にすると、音がフェードアウトして消えるのです!
さらに、別のサイトに移動してもフェードアウトし、サイトに戻ってくるとフェードインしてまた音楽が再生されるという懲りようです。(ゼミ長はこの方法を知らないので嫉妬しました。)
そして、これらフルスクリーンモードの選択も音楽の再生も、基本的にユーザーに選択肢を与えているので、ライトユーザーにもヘビーユーザーにも両方対応している所に一番の凄みを感じます。
もっともこのようなユーザビリティの問題は、今のWeb業界には浸透していて、特段驚くような技術ではないかと思います。
このサイトが一番凄いと感じるのは、自身のブランドのコンセプト、目的などと、デザイン、レイアウト、ユーザビリティ、各種技術がそれぞれ高いレベルで相乗効果を果たしている所だと思います。
皆さんはどのように思いますか?
これからはアフィリエイトサイトも益々デザインの重要性が高まってくると思っていますので、自分もこのようなサイトを作れる力は持っておきたいと強く感じました。